子供が一番成長する親の特徴

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なぜか優秀に育つ親は一体なにをしているのか??

私も齢37歳となり、気付けば周りの私の世代もどんどん結婚する人口が増えて親になっているというパターンが増えています。私も知らず知らず?に親となり子供がいる世代と知り合うことも多くなり、他人の子供を見る機会が増えました。

私の娘はまだ3歳ですが、職場などで子供が既に大きくなり積極的に学校で部活をやっている、大学に入っているなどという話をよく聞きます。そういう話を聞く中で子供が自発的に勉強に取り組んだり部活で良い結果を残しているなど優秀な子供にはある親の特徴があることに気付きました。

それが過度に子供の心配をしない親だということです。

なぜか知らないけどそういう親ってお気楽な人が多いんですよね。もちろん子供の心配をしているわけでは無いと思いますが、大丈夫!なんとかなるよ、って親が多い。逆にあれこれ心配して塾に行かせたり親の指示で何かをやらせる子供は受験など部分的に上手くいくこともありますが、自分で決められない、誰かがいないと何も出来ない、性格的に問題があるなどの子はちらほらいます。

なぜお気楽な人の子供は自発的に行動するのか自分なりに書籍などと鑑みて分析してみました。結論としては心配し過ぎないから過度に批判や干渉をすることが少ない、結果、子供は自分で考えて行動して、結果を取ってくるという事なのではないかと考えています。

子供が最も成長する瞬間は自発的に考え、自ら失敗を体験し修正し、行動していくことです。過度の批判や介入は子供達の自主性や興味を潰してしまうことになりかねません。お気楽な人たちはそれを知ってか知らずかあまり子供の行動に過度に介入したりはしないんですよね。結果子供の自立心を育んでいるのでしょう。

会社に乗り込んでくる親たち

逆に過度の介入や批判は子供達の自主性を著しく失わせます。自主性を失い、自信を失った子供達は大人になっても挑戦や失敗を過度に恐れる傾向にあります。1人で未だに電車に乗れなかったり、会社で分からないことを聞けない、傷つきやすい子供達は大体そういう教育を受けてきた可能性があります。

実際に私が飲食店を務めていたとき、ある社員の子が別の店舗から移動してきました。何でも親が子供の待遇のことにケチを付けて乱入してきてその店舗にいられなくなったとか。聞いてみるとなかなか就職が出来ずにその母親の弟がその飲食店の取締役だったから圧を掛けて入社させたらしく、そんなこんなで流れ着き仕方なしに私のいた店舗で引き受けることにしました。

しかしながら、その母親はちょっと店長にこういうこと言われた、こういう事があったという事を聞く度店に乗り込んできてあれこれケチをつけに来たんですよね。それで私もビックリしたのがその子は親が乗り込んできても別になんでも無いような顔をしてるんですよね。

その後別に務めていた工場には送り迎えは毎日親がしているなんて子もいました。片道1時間くらいの道であろう通勤路を毎日送り迎えしていました。ある時眼鏡が壊れたからと親に電話して、なんとその通勤路を2往復していました。子供のためとは言え、社会人になってもそこまでする親がいることに驚きました。

と、他にもそんな大人達を見てきたのですが、彼らに共通する点はやはり親が過度に介入している点なんですよね。それでどちらも親が会社やコミュニティに入ってくることを恥ずかしいと思わない、親が考え何かを解決することが当たり前となっているわけです。親は親で子供の問題を解決していくのが役目という固定観念を捨てられず、子供の成長に合わせて親離れ子離れしていくというアップデートが出来ないわけです。

過度の心配は不要

例をいろいろ出していろんな親御さんからクレームが来そうですが、もちろん子供が心配な気持ちは良く分かります。私も子供がまだ小さいので「幼稚園で上手くいかなかったらどうしよう」、「トイレトレーニング出来なかったらどうしよう・・」などとあれこれ考えてしまいます。心配してあれこれ手伝ってしまうこともちらほらあります。

でも、子供というのは自発的にいろいろ考えて成長していくものです。気がつけば1人で食事を食べ、1人で歩き、1人で物事を考え行動する。私の娘もさんざんトイレトレーニングを心配していたのですが、最近は1人で出来るようになりました。

子供達はどんどんアップデートしていきますが、問題は常に親がアップデート出来ない事にあります。ずっと出来ない子供を見てきたあまり大人になっても出来ないと思い込む。子供の成長の問題は常に家庭にあり親にあるんですよね。

大事なことは、親が一歩引き、子供を見守り、観察をすること子供が今何を考え、何をしようとしているのか、それを尊重し見守ってあげることが大切です。今何か子供の事で悩んでいるのであれば、一度立ち止まりその助け本当に必要なのかを考えてみると良いかもしれません。

過度の干渉や介入をされなかった子供達は逆に安心感を得て情緒が安定しやすくなります。自分の意見や行動を肯定してもらった事で自己肯定感を上げ、親に見守られている感が自信へつながっていきます。それが子供達の更なる結果や挑戦の原動力となります。

なので今子供の将来に悩んでいるのであれば、一度その心配を取り払って、「大丈夫!あの子なら出来る!」と心の中で祈ってみてください。そしてもう少しお気楽な人たちを見習い、子供達を見守ってみると良いでしょう。

おわりに

と、極論ばかりに走ってしまいましたが、干渉ばかりもダメですが、放任主義を肯定する訳でもありません。犯罪や他人を傷つける行為に走ろうとするとき、そして子供が本気でSOSを出して親が出る必要があるときはもちろん子供がいくつであっても出るべき時はあります。

この辺はバランスみたいなところはありますが、子供が成長すればするほど、上記以外の事で親が出張る必要は無いでしょう。なぜならあなたの子供は思っている以上に優秀で深く考えているんで、そこはあなたもお気楽に子供を見て行きましょう。

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