子育てを辛いと悩むあなたへ
私は現在3歳の娘を育てています。
子供の成長を見守り一緒に遊んだりしているととても楽しいと思えるし、毎日一緒に笑い合えてる瞬間があると、本当に子供がいて良かったなと思います。
でもやっぱり子育てには辛い瞬間が存在しますよね。
乳児、幼児の頃は基本的に24時間見ていなければならないし、イヤイヤ期になったら全然言うことを聞いてくれないことも多いです。
幼稚園や小学校に入れば集団の輪の中で上手くやっていけるか心配ですし、病気や問題を持ち帰って来て、仕事と子供の両立に悩まされることになります。
習い事とかやると送り迎えや月謝で労力やお金も掛かってくるし、やっと手が離れたと思ったら中学生になると反抗期を迎え、常に喧嘩ばかり。
子育ては何十年も掛かる大きなプロジェクトであり、とにかく時間とお金を大量に費やし、とにかく根気が必要ですね。
この辛い子育てをどう乗り切ったら良いのでしょうか?
子供は期待通りに動かない
子育てにおいて重要なのは、まず子供は思い通りには動かないことを理解する事が大切です。
「そんな事は分かってるよ!」と思うかもしれませんが、子供というものに対して親はどうしても理想や期待を持ち、その通りに動かそうとしてしまうのが親というものです。
「あーあ、仕事やりたくないな~」
そんな同僚や友達に
「仕事なんだから仕方ないじゃん!早くやりなさいよ!」
なんて命令口調で言わないですよね?
「めんどくさいよね~。分かる分かる」
とか共感してあげることが多いと思います。
ところが子供に対してはどうしてもこのような命令口調になったり共感してあげないことが多くなってしまいます。
大切な事は子供に対しても気持ちを分かってあげること、共感してあげることです。
同僚や友達も大切ですが、あなたにとって一番大切な人は子供なはずです。
子供も気持ちを分かってくれると嬉しいし、やらなきゃいけないことはやらなきゃいけない。それはもちろん分かっているのです。だから気持ちを分かってあげるだけで仕方ないから頑張ろう!という気持ちになります。
子供を楽しむ
そして辛い子育てを乗り切るには、子育てを辛いと思うのではなく、そもそも子供という存在を大いに楽しむ、ということが大切です。
子供が子供である、その時期って今しかないんです。
そのたった1回の時期にこういう親でいなきゃ、こうしなければならない、など親としての自分や子供に対して理想を押しつけ悶々と悩んでいる、そんな時間が勿体ないです。
初めて自分の足で歩いたり、滑り台で滑れるようになったり、こんなおかしいことを報告してくれた。24時間べったり過ごした日々。
そういった瞬間は瞬く間に過ぎていきます。
だから悩む必要ってないんです。子供はあなたが思った以上に勝手に成長していきます。自我が芽生えてきて、勝手にどんどんいろんな事が出来るようになります。
気がついたらオムツも外れていくし、ご飯も1人で食べられるようになっていきます。
もちろん教えていくことも大切ですが、そんなに悩まなくても子供は成長していってくれるのです。なので良い親になろうと思い過ぎずに、親はそうやって横で笑っているくらいでちょうど良いのです。
何か横からあれこれ口出したり、叱ったりするよりも、横で笑って見守ってくれて、共感してくれる親の方が子供は情緒が安定し、穏やかな子に育ち、自己肯定感が高く、親が言わなくても自分で考え、育つ子になります。
親として大切な事は、良き指導者ではなく、良き理解者であること。
もし子育てに苦しんでいても、悩み事が多くても大丈夫。肩の力を抜いて、子供との時間を大いに楽しみましょう。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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