ネガティブの方が頑張れる
ここ最近世界中で戦争がちらほら起こり、円安の影響で物価高になり、私たちを取り巻く現状はあまり良くない方向に向かっているように感じます。こういう話ばかりニュースで流れてくるとどうしてもネガティブ思考になりがちですよね。
「どうしてもこれから先の不安が拭えない」
「悪いことばかり考えてしまう」
そう悩むことが多いいわゆる「ネガティブ」について少し思うところがあるので書いてみようと思います。
そもそもネガティブって悪いことなのかと言われると実はそうは思いません。私は常に不安で仕方がありません。私は車の部品製造をしていますが、電気自動車が世界的にシフトチェンジしているなかで、いつ仕事が無くなるか分かりませんし、いつまでダブルワークやらなければならないのか、いつまでもダブルワーク出来るのかいつも不安です。
だからこそ様々な副業にチャレンジし、時にはWEBエンジニアとして自分で営業したり、提案したり、勉強したりなど、様々なスキルを身につけてきました。失敗したり、時にはお仕事を頂いたり、試行錯誤と紆余曲折を繰り返してきましたが、それらは無駄にはならなかったと思っています。
将来が不安だからこそ、今を頑張れる。だから不安はお友達、常に程よい加減で付き合ってあげると自分の人生をより良く出来るはずです。だから不安でありネガティブであることは悪いことではないので安心してください。人は頭にニンジンをぶら下げて走るより、包丁を持って追いかけられる方が全速力が出ます。ネガティブな未来を想定する方が早く走れるということです。
ポジティブっぽいネガティブ人間もいる
ポジティブにも2種類の人間がいて、周りを魅了し良い影響を及ぼしていくポジティブと、周りを不快にするポジティブもどきみたいな人間がいると思っています。夢や目標があり常に前向きな姿勢で仕事や人と接している人はやはり見ていて勇気や元気をくれます。
一方、周りを不快にするポジティブ人間は実はポジティブではありません。悪い言い方をすると何も考えていないバカ。仕事もプライベートも目標もなく本気でやるわけではなく、人生どうにでもなるぜー的な思考をするタイプの人です。そういうタイプは常にかまってちゃんで、周りに誰かがいないと実は不安なタイプが多く、人と群れていないと落ち着かないという性質があります。
人は1人でも頑張れるからこそ魅力があるわけで、誰かといないと頑張れない、前向きになれないという人はポジティブに見えてネガティブでしかありません。一見ポジティブに見えるけど実はネガティブみたいな人には注意した方が良いです。
何はともあれ、人を不快にするポジティブもどきでなければ、ネガティブであっても大丈夫です。不安に思うことは悪いことではありません。大切なのは不安と向き合い、打開策を練り立ち向かうことです。そして失敗しても落ち込むことはありません。その行動は誰かに評価されるし、いつか役に立つスキルになります。
ネガティブを相手に向けてはダメ
ただ、子育てや友人など、他人に対する不安はあまりネガティブにならないように心掛けないといけません。子供の将来が不安だから勉強させる、塾を強要する。恋人から連絡来ないからしつこくラインするなど、他人に向けてネガティブを向けようとすると嫌われます。他人は変えられないのでここは注意が必要です。
この辺はもはやバランスみたいなものがあるので難しいところですが、ネガティブであるということにあまりフォーカスし過ぎないようにしましょう。悩む、落ち込むことは当然と捉えれば良いし、不安だから何かをやってみるというのはちょっとポジティブになれた証拠です。そんな自分を誇りに思って良いと思います。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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