書籍から考える– category –
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加害者家族は幸せになってはいけないのか?林真須美の長男の書籍から加害者の家族の地獄の日々を追う
林真須美が逮捕された後、残された子供達がどんな境遇を辿ったのかを見ていきます。養護施設に送られいじめや暴力を受ける日々。「死刑囚の子供」という肩書きで遠ざけられ、解雇や婚約破棄という理不尽を受けてきた子供達。加害者家族はなぜ不幸にならなくてはいけないのか、幸せになってはいけないのかを考えていきたいと思います。 -
創り出した命に対する責任を現代こそ考える。フランケンシュタインの小説の考察
なぜこの物語は「フランケンシュタイン」なのでしょうか?私はどこまで行ってもこの本の主人公は「ヴィクトル・フランケンシュタイン」なのだと思います。フランケンシュタインの責任と行動によってストーリーはハッピーエンドにも、バッドエンドにもなり得たかもしれない。全てはフランケンシュタインにフォーカスしているのだと考えています。 -
叱らない育児はやばいのか。「叱る依存がとまらない」の本の要約から、叱る危険と依存性を知る
そして叱るという行為は叱られる立場だけではなく、叱る立場にとってもマイナスの影響を与えるという事が近年明らかになりました。それが叱る依存です。叱るという行為はアルコール依存や薬物依存と同じように、叱るという行為そのものに依存してしまうという新たな見解がこの著書の中で説明されています。
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