日本の親は頑張りすぎてる

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母親に冷酷な日本の文化

日本の技術は遅れている。EV車の本格参入やテクノロジーの発達。中国や欧米から様々な製品や会社が次々と日本に入ってきているにあたり、私は「海外」というものにスポットを強烈に当てるようになり、海外の勢いの凄さや脅威を常に感じています。これからはマインドや考え方もどんどん日本人はインターナショナルな考え方に目を向けるべきだと強く思いました。

育児という分野においても、本を読んだり動画を見たりと情報をインプットしていると近年の日本では様々な海外の教育法が注目され、取り入れられていることが嫌でも目につきます。モンテッソーリ教育、レッジョエミリア教育など、それまで日本が良しとしてきた教育法から海外の素晴らしい教育法を取り入れる動きが加速していると感じています。

私自身も、「海外の育児や教育ってどんなことしているのだろう?」と強い興味、関心を惹かれて情報を集めていました。中でも私が感じるようになったのは、日本は子連れに対してメチャクチャ厳しい、そして母親に対して厳しいというものでした。

  • 電車に乗ったら子供は静かにさせろ
  • 親になることを選んだんだから好きな時間は取らず、子供のために捧げろ
  • 家事育児は女がして当然
  • キャラ弁作れ
  • 母乳じゃなきゃダメ
  • 子供を他人に預けるのは非常識

育児ノイローゼという言葉がありますが、睡眠時間も取れず、毎日家事育児をしている中で、社会からも完璧な母親であることを求められる。これは本当に嫌になりますね。ですが私自身もこっちは仕事してるんだから家事育児をやるのは母親の役目っしょ!って数年前は割と思ってました。

でも、日々の家事の多さ、毎日目が離せない子供の育児を経験して自分の妻に対しても、日本中の全ての親に対して言いたいです。

十分に頑張っているよ。そして頑張りすぎなくて良いんだよ!

完璧な母親である必要は無いし、家事育児なんて完璧で無くても良い。自分の時間は取って良いし、社会からの世間体というものを気にする必要は無い。海外のように自分らしく、楽しく子育てをすれば良い。これが子育てをする上での究極の秘訣なんだな感じています。

海外の育児の常識

じゃあ海外の家事育児ってどんななの?ということを私が情報を集めたり、学んだことを紹介するとざっくりこんな感じです。

  • 食事は基本作らない
  • ベビーシッターさんやお手伝いさんをよく利用する
  • 父親が家事育児をするのは当たり前
  • 母親になっても1人の女性として人生を楽しむ

食事は基本作らない

これは主に台湾やタイなどの東南アジアで多いのですが、基本家族にご飯を作ることは少ないです。私自身も台湾やタイに旅行に行った際に、屋台などがずらりと並んでいました。で、基本外食って日本と比べるとメチャクチャ安く美味しいです。共働きの文化が浸透しているというのもありますが、そもそも家であまり料理を作るという文化は意外と少ないです。タイに関しては家にキッチンがないアパートというのも珍しくないそうです。

日本は「1日3食、二品以上の料理を作らなければならない」みたいな謎の文化がありますが、海外から見たらそんな食文化意味不明とも取れそうです。別にスーパーで買ってきたお惣菜でも栄養があり、割引シールを貼ったものを買えば安く済みそうです。

ベビーシッターさんやお手伝いさんをよく利用する

これは割と驚きなのですが、別に裕福か貧しいかに関わらず、ベビーシッターさんを頼むことは珍しいことではないようです。確かにアメリカの映画とかを見ていると、子供をベビーシッターに頼むみたいなシーンってあったけど、それって特別な事じゃないんだなと感じました。

日本では「家事代行って特別なこと」、「ベビーシッターはお金持ちが頼むもの」と思っていましたし、私も思っていました。また、誰でも通園制度などがある幼稚園や保育園に子供を預けて、たまにはランチに行く、ゆっくり休むなどの方法もとってみると良いかもしれませんね。

父親が家事育児をするのは当たり前

未だに家事育児をするのは当然と考える風潮の残る日本ですが、海外では家事育児を父親が参入するのは当たり前のようです。「イクメン」なんて言葉が増えていますが、そもそも海外ではイクメンということが当たり前すぎてこんな言葉自体がありません。また子供や妻が病気になったときに休むのも当然で、周りの職場もそれが当然なのでお互い様、という風潮のようです。

父親が育児休暇を取ることが義務となり、父親が家事育児に参入できる機会が増えたというのは記憶に新しいところですが、まだまだ父親が家族のために休暇を取るという社会的風潮は少ないようです。この辺は国や会社が一体となって考え方を変え、また声をあげていかなければいけない課題の一つであるとも思えます。

母親になっても1人の女性として人生を楽しむ

「母親は子供のために全ての時間を捧げろ!」という考えとは別に海外の女性は母親になっても自分の時間を別に取ることが多いようです。子供を親戚に預けて海外旅行へ行く、ベビーシッターに頼んで友人と遊びに行くというのも珍しくはないようです。母親になっても1人の女性であり、人生を楽しむ権利がある、というのが海外の女性の意見のようで、もちろん日本の女性も同じように考えて良いと思います。

いかがだったでしょうか?こういう考えや子育ての在り方の視野を知るだけでも、子育てに関するハードルが一気に下がりそうですよね。もちろん海外の子育て論にもメリットとデメリットはあるでしょうし、日本の育児方法の全てが悪いわけではありません。ですが海外から見習うべき者は見習い、楽しく子育てをしていくというのがベストな考えだと思っています。

親がみな楽しい子育てが出来る社会になって欲しい

まだまだ日本の家事育児文化は発展途上であるし、時間や考えの浸透には時間が掛かる大きな問題だと思います。ですがパパもママも育児の知識や幅を広げることでより良い、そして楽しい子育ては実現できると私は考えています。

育児は学ぶことで改善しますし、より楽になると考えています。もちろん育児は人間が相手なので全てに適用出来るとは思いませんが、1つしかなかった選択肢を2つ、3つと選べるようになると「こうするしかない」という考え方から解放され、「こういう方法もあるんだ」と気持ちも楽になります。

そして全てのパパママが楽しく、より生きやすい世の中にしていきたいと私は考えていますし、そのために私自身も学び、実践し、幸せな家庭を作れるように成長していきたいと思っています。

頑張っていきましょう!

最後までお読みくださりありがとうございました。

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