雑草に学ぶ強さ
最近、というか相も変わらず家の前で伸びまくる雑草に四苦八苦しています。我が家の駐車場はコンクリートで、庭は土とは言えないようなゴロゴロした石の庭に防草シートを敷き、その上に人工芝を敷いています。なので植物は育ちにくい環境なはずですが、コンクリートの僅かな土の間から何度刈っても出てくる出てくる。
その成長の早さと僅かな土でもたくましく生えてくる雑草に呆れを通り越して最近敬意の念すら湧き、愛着すら湧いてきました。まあ、それでも刈ってしまうのですがね(笑)。この雑草という奴と向き合ったときに、人生をたくましく生きるには雑草のような心が必要だなと感じました。
- 場所を選ばない、選べないが文句を言わない
- 決まった環境、与えられた環境で頑張る
- 抜いても抜いてもまた生えてくる
- 誰かに陰口を言われても一心不乱
今いる環境から頑張らないと環境は変わらない
もちろん植物なので文句も言わないのは当たり前なのでしょうが、雑草のように生きること、それが目の前にある幸せ、そして人として成長する秘訣であるかなと感じました。もちろん私たちは人間であり、雑草と違って今の環境から逃げることも変えることも出来ますし、環境を変えたいと思うことは悪いことではありません。
ですが、どんな環境に行くにしても今ある環境で頑張れなければ、環境を変えることは出来ないし、環境を変えたとしてもまた同じ不満や困難が待ち受けています。
例えば会社が嫌で辞めたかったとしましょう。ですが、だからと言って「明日やーめよ!」って訳にはいかないですよね?収入を考えれば次の就職先を見据えて動かなければなりませんし、社会人として明日突然辞めるとなれば信頼を失います。そもそもじゃあどんな仕事ならしたいのか、それに必要な資格やどんな会社に入るべきなのか・・etc
そして、今後仕事を続けるために今できることは何か、を常に考えて今の職場で何を考えるべきか、何が出来るか考え対処法や修正、反省できなければ、多分次の仕事行っても「明日やーめよ!」が発動します。実際そういう人を何度も見てきました。ただ何となく入社して、1週間も立たずにあれが嫌だ、これが嫌だ、人が合わない、向いていない。そして次の日にはもう来ない、そんな人あなたの人生の中にいたのではないでしょうか?
「文句言うだけのバリュー出した?」
「仕事が楽しくなるために、少しでも努力した?」
「誰かと仲良くするように自分から話しかけた?コミュニケーション取った?」
「向き不向きを言うほど仕事した?」
恐らくすぐに不満を言って辞めていく人は、今でもどこかで漂流を続けていると思います。やりがいや楽しさってのは1週間2週間の仕事じゃ分からないし、人間関係ってそんなにすぐに構築できるものじゃないですからね。もちろん、入社したら恐ろしくブラックで、いきなり怒声罵声を浴びせられ暴力が蔓延しているような会社であればそれは逃げてしまって良いですが、そうでないならまずはある程度の我慢と根気が必要です。
今ある環境で踏ん張っていかなければ、どこの環境へ行っても上手くいかない、まずは雑草のように頑張ってみることです。
諦めないこと、疑わないこと
雑草の一番のすごいところはどれだけ抜いても抜いても生えてくること。抜いてる方は嫌になってしまいますよね。でもそれくらいへこたれずに挑戦を続ければ成果って必ず出るものだと思います。
私自身、WEBエンジニアを目指していた時期がありました。30代後半の家庭持ちがエンジニアになるのは無理なんて言われていたし、周りからも言われていました。ですが根気よく学習を続け、クラウドソーシングで必死でお仕事を取り、提案と営業、そして案件をこなして10件ほどのお仕事を頂きました。
その後、30代後半は就職は無理、と言われる中でIT業界から内々定をもらう事が出来ました。訳あってエンジニアへの道は断念しましたが、どれだけ無理って言われていても自分で仕事を頂き、その世界に入ることが出来るところまで行けたというのは大きな自信になっています。
大切なことは諦めない、そして他人の噂や批判を信じないことです。
他人は簡単に言います。
「成功する保証なんて無い」
「エンジニアにはもうなれない」
「ブログはオワコン」
「結婚やめとけ」
うるせー、黙れ!って感じです。
保証された成功なんてどこにもないんだよ!
出来ないなんて誰が決めたんだよ!
やってもいないお前が何でオワコンだって決められるんだよ!
結婚してからモノ言えや!
あなたもこんな言葉に振り回されては絶対にダメです。成功している人、上手くいっている人というのはこういう声に絶対に耳を貸しませんし、自分のやっていることを疑いません。私自身の経験でも言い切ります。絶対に頑張っているあなたは上手くいきます。
さいごに
と、雑草1つでたくさん想うところはあるわけです。もし雑草を嫌っているのであれば、1度雑草と向き合いこれらの事を思い出し、「お前、頑張ってるんだな!」と雑草を褒めてあげてください。まあ、刈ってしまうんでしょうけど(笑)。是非雑草のような生き方を思い出して強く生きてください。
最後にこんな言葉を置いていきたいと想います
下足番を命じられたら日本一の下足番になってみろ。 そうしたら、誰も君を下足番にしておかぬ。
小林一三
最後までお読みくださりありがとうございました!
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