
ミニトマトの苗が老化
お盆も終わり夏が少しずつ終わりを迎えようとすると、トマトの収穫も止まり、トマトの実も小さくなっていきました。

このようにイチゴのように小さくなり、形も不揃い、味もいまいちとなってきました。大分脇芽かきもサボっていたので実に十分な栄養が行き届いていない可能性も視野に入れて大分剪定を行いましたが、回復せず。

花は咲けども実はならず落ちていき、ほとんど収穫はなくなっていきました。ということで9月にはついにトマトの苗の生育をストップ、完全に刈り取ることにしました。初めてのトマト栽培にしては、大きく成長してくれて自信になりました。トマトの苗には感謝しかありません。
カインズやジョイフル本田は土を回収してくれる?
次に問題となるのが、トマトの土をどうするかでした。土を処分にするにあたり、方法は4つ。
・自分の庭に蒔く
・購入先で土を処分してもらう
・自治体や業者に処分してもらう
・土をリサイクルして次回も使う
自分の庭に蒔く
まず一番簡単な選択肢は自分の庭に土を蒔いてしまうという方法です。ですが、私の庭はほぼコンクリートのため、庭に土は蒔けません。これはアパートなどに住んでいる方にも同じ悩みですね。
自治体や業者に処分してもらう
次に処分するという方法ですが、まず自治体や業者の回収。私の住む市は少なくとも普通にゴミ袋に入れてゴミ収集車で回収ということは出来ないようで、基本的には専門処理業者となるようです。市によっては園芸用の土を少量から回収してくれる市もあるようですが、基本的にはほぼ回収は無理だと考えて良いでしょう。
また、専門業者と言っても、ほとんどが工事・庭整備レベルでの残土処分を想定しており、家庭レベルでの土の処分想定はなされていないようです。
調べてみたところ、一応土の回収をやっている業者もあるようです。
ただし、基本的には2000~3000円程度の処理費用が掛かるようで、少量の土を処分するのにも数千円のお金が掛かってしまうことを考えなければなりません。よほど土の処分に困った場合は利用するのも手ですが、コスパを考えて今回は却下しました。
購入先で土を処分してもらう
次に購入先で土を処分してもらうということですが、こちらはほとんどのホームセンターでは土の回収はやっていないそうです。調べてみたところ、私の近隣で使用済みの土の回収をしているホームセンターをリストアップしてみました。
| 店舗 | 条件 | 公式リンク |
|---|---|---|
| 島忠ホームズ | 購入した土に限り回収可能 | https://www.shimachu.co.jp/corporate/environment4.html |
| ジョイフル本田 | 販売している3種類の園芸用土のみ回収 ・このまま使える 花と野菜の土14リットル ・ハイポネックス 花と野菜の培養土25リットル ・かる~い培養土25リットル | https://www.joyfulhonda.com/faq/113/ |
| カインズ | 基本土の回収はしていない。 ・亀岡店 ・青梅インター店 ・前橋みなみモール店 ・昭島店 ・奈良二名店 以上の店舗のみ土の回収を行っている | https://customer.cainz.com/support/faq/0000000061/0000000106/000017208 |
アイリスオーヤマ 古くなった土の再生材 5Lで土を蘇らせる

悩んだ末、私が出した結論は、「土を次回も使用する」ということでした。まずそのためにはどうすれば良いのか調べてみたところ、手順は主に3つでした。
・残渣処理をする
・土の病原菌・害虫を減らす
・土のリサイクル材を入れて土の栄養を補給
残渣処理と滅菌処理
まずは使い終わった土の葉や根を極力取り除きます。特にトマトは病気や連作障害を起こしやすいので、残さないように取り除きます。このように100均のふるいを使用して根などを取り除いてみました。

その後は、病原菌などの殺菌処理です。基本はブルーシートなどに敷いて天気の良い日に天日干しが理想なのですが、秋に入り気温が下がったこと、晴れが少なかったことを考えて今回は天日干しはしませんでした。今回は少量の土ということで、熱湯による殺菌処理を試みました。

沸騰したお湯をまんべんなく土に掛けます。その後は袋を上からかぶせて十分に蒸します。その後は乾燥させて冷ましておくという手順でやってみました。
リサイクル材の使用
次にリサイクル材を入れて土の栄養や良い微生物を復活させます。リサイクル材とは堆肥や腐葉土を含んでいて、土と混ぜることで栄養を補給してくれます。カインズなどのホームセンターでも売っていますが、見た限り1袋の土を再生させるには量が多すぎたので、今回はアマゾンでリサイクル材を購入しました。
基本的には混ぜるだけでOKの万能型と、連作障害や病害虫予防するタイプなどさまざまなタイプがあります。私は連作障害の起こりやすいトマトを育てましたが、次の夏はこの土はトマト以外に使用しようと思うので、万能型のリサイクル材を使用しました。
またトマトなどを同じ土で使用したい場合は、連作障害を防ぐものを選ぶと良いでしょう。
さっそくやってみました。とりあえず殺菌済みの土を新しいプランターに詰め替えつつ、リサイクル材を混ぜていきます。

娘も手伝ってくれました。
そして無事移し替え完了。とりあえず次の栽培までは特に手を出す必要はないようです。来年の栽培と収穫に向けての作業は終わりです。また作物を育てる際に再生材の効果について記録していこうと思います。
最後までお読みくださりありがとうございました。









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