失敗や後悔ばかりの子育て、でもそれで良い

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自分を責めすぎる親

気温の移り変わりのせいか、子供が風邪を引きまして、家族全員喉の痛みに苦しんでおりました。特段大人は喉の痛みだけで済んでいるのですが、娘は少々苦しそうでご飯もあまり食べたがらない有様でした。

妻は

「エアコン付けっぱなしにして寝なきゃ良かった」
「雨が降って濡れるくらいなら外出させなきゃ良かった」

などことあるごとに失敗や後悔を口にします。まあ、風邪とか引かせてしまうと、やっぱりそういった後悔の念は立ってしまうと思います。

でも1ミリも雨に濡れずに育てるなんてそもそも無理な話ですよね。突発的な予想外の雨も降るし、子供を人生において1度も風邪を引かせないで育てるなんて不可能です。そうして神経尖らせ家族がみんなピリピリして子供の発達にも影響が出てしまうのであれば、本末転倒です。

兎にも角にも、我が家に限らず自分の失敗を責める親が日本には多いと感じています。子育てに対して完璧主義な日本の悪い癖だと常々思っています。

ギャルママから学ぶ子育ての精神

先述の通り、完璧な教育の出来る親なんていないですし、逆に完璧であろうとする姿勢がかえって子供の教育にはデメリットに働きます。

まず完璧は母親であろうとする事を心掛けると、ずっと良い親でいようとします。しかし、子供はもちろん成長しますし、いろんな事を自分で出来るようになっていきます。

それにも関わらず

「ハンカチは持ったの?」
「クラスでうまくやっているの?」

など中学高校になっても言われ続けると子供の反感も買いかねません。

最悪の状況は以前ブログにも書いたような職場にも口を出したり、社会人になってもあれこれ世話してしまう、いわゆる毒親になってしまう可能性もあります。

また、完璧で無い自分を責めることで、常に後悔した自分であり、イライラしたり不機嫌な態度が外に出るようになります。もちろん、家庭環境にも影響します。

そして完璧を子供にまで押しつけようとし出すと最悪です。当然完璧を相手に押しつけようとすると否定ばかりするようになり、自己肯定感の欠如に繋がります。

というように失敗や後悔ばかり見つめ完璧を目指すのではなく、もっと気軽に楽しく子育てをしていくことで心も軽くなるし家族や子供にプレッシャーを与えずに済みます。

私は全ての親に「ギャルママ」のような子育ての精神を見習ってみると良いと思うのです。

ギャルママっていつもおしゃれしながら、自分を楽しみながら過ごしていますよね?そしていつもママ友達とワイワイしながら協力して子育てを楽しんでいる印象です。

このように自分も楽しみながら、子育てを楽しむ、こんな感覚が一番バランスの取れた子育てではないでしょうか?結果楽しんでいる親の姿を見て子供も楽しみながら成長していきます。

でもこういうギャルママを見ていると

「子供がいるのに派手な格好してけしからん!」
「もっと身を粉にして子育てするべきだ!」

などという世間から冷たく厳しい声がありますが、そんな親に身を詰めた子育てをするべき!という日本の考え方を根本から是正していくべきだと感じます。

声に出すことで気が楽になる

結論から言うと、もっと子育てはお気楽で大丈夫!ちょっとの失敗でも子供は平気だからあまり気にしないで!って事です。でも、やっぱり子供の事であれこれ心配になったり、失敗を気にしすぎてしまうということもあると思います。

そんな時はそう思えなくても口に出して言ってみることです。

「大丈夫、なんとでもなる」
「あの子はきっと大丈夫!」

口にすることで安心感が生まれるので是非実践してみてください。

最後までお読みくださりありがとうございました。

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