歴史から学ぶ– category –
-
シェイクスピアのヴェニスの商人はユダヤ人の差別と迫害の見世物だった!?ストーリーと学べることを解説
喜劇というより、悲劇であり、主人公がまるで正義のように描かれていますが、差別されているユダヤ人に対して徹底的にいじめぬいたうえで、何の罰も受けずにハッピーエンドを迎えるというお話でした。いじめられっ子だった私にとっては、いじめたそいつがハッピーエンドを楽しく迎えるようなストーリーを見させられているような気分でした。 -
帝王学「貞観政要」の要約と解説。中国史上最高の名君、李世民はどうやって平和の時代を存続させたのか?
中国史において、諫言を聞き入れ、国民の生活を第一とし、何百年という泰平の時代を作ったのは割と珍しいことで、現在の中国でも言論の自由は許されておらず、共産党の批判や悪口は取り締まりの対象となり、人民が自由に政治に発言したり、自分たちの理想や国民主体で何かを行うことが未だに許されていない、そんな過去と現在があります。 -
北条氏綱公御書置とユダヤのタルムードの教え。2つの金言集から現代でも通じる教えを学ぶ
条氏も領民を救い、貧民救済を心掛けるからこそ、世代を追うごとに領土も大きくなり繁栄した国家を築くことが出来たのでしょう。残念ながら北条氏は豊臣秀吉の小田原征伐によって5代(正式には6代)で滅びてしまいますが、戦国時代でなければ永代まで続く北条王国を関東に築くことになったでしょう。 -
子供と読み、考えたいタルムードの小話。成功者が多いユダヤ人が子供達に教えていること
ノーベル賞受賞者の20%近くがユダヤ人と言われ、名だたる有名人や成功者の多くはユダヤ人です。それはユダヤの教えが優れていて、かつ現代でも通じるものだからです。そしてユダヤの宗教的典範、タルムードは大切な教えを子供でも分かる小話として子供の頃から教えられ、学んでいくのです。 -
母親を殺害し遺体を切断。滋賀医科大学生母親殺害事件。娘の苦しみと母親の狂気。親として今考えるべき事
実の母親を手に掛けた恐怖や後悔よりも、「モンスターを倒した。これで一安心だ。」という安堵と昂揚にも似たツイートが、自分が疑われる証拠にもなる可能性もあるとすら考えられないほどの安心感を彼女に与えたものは一体何だったのだろうか? -
学べば学ぶほど心も体も楽になる子育て。育児学のすゝめ
特段育児というのは、親からされた教育を良くも悪くも受け継ぎます。だから暴力や罰をメインに受けていた子供は、それが嫌だと感じていたにも関わらず、自分が親になったら同じように子供をしつけようとしてしまいます。 -
戦国最強の武田家はなぜあんなに一瞬で滅亡したのか、武田勝頼から学ぶこと
どれだけ大きな組織もこのようにあっという間に消え去る可能性があります。当時の人々は武田氏が滅びるとは考えていなかったでしょう。600年近い歴史、圧倒的な強さ、そして広大な領土、当時仕えていた武将は「武田にいれば安泰!」と考えていた人たちも多いでしょう。
1