事件から学ぶ– category –
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貧困と孤立により愛する娘を殺害した銚子市母子心中事件。シングルマザーの貧困は自業自得という社会の闇
銚子市で母親が愛娘を殺害するという事件が起きました。母と娘は普段から仲が良く母は娘を愛していたといいます。懸命に働きながらも、娘に惨めな思いをしてほしくないと願い、それに応えるように素直で優しかった娘。なぜ母親は娘を殺害したのか。借金と境界知能を抱え、そして行政に見捨てられた親子を救う方法はなかったのでしょうか? -
戸塚ヨットスクールはなぜ潰れない?閉校しない理由と支持が集まる理由から、社会の本当の闇に迫る
戸塚ヨットスクールは5人の子供達の体罰による死者を出したヨットスクールとして有名になりました。しかしながら、「体罰は善だ!」という主張に対して肯定的な意見を持つ人が増えています。戸塚ヨットスクールはなぜ潰れずに存続しているのか、そしてなぜ今体罰は肯定されているのか、そこには日本が抱える「家族」の闇について見えてきます。 -
加害者家族は幸せになってはいけないのか?林真須美の長男の書籍から加害者の家族の地獄の日々を追う
林真須美が逮捕された後、残された子供達がどんな境遇を辿ったのかを見ていきます。養護施設に送られいじめや暴力を受ける日々。「死刑囚の子供」という肩書きで遠ざけられ、解雇や婚約破棄という理不尽を受けてきた子供達。加害者家族はなぜ不幸にならなくてはいけないのか、幸せになってはいけないのかを考えていきたいと思います。 -
「鬱になる」「二度と見たくない」と言われた映画「子宮に沈める」の考察。育児放棄の問題を本気で考える
2013年に公開された、「鬱」「胸糞」と言われた映画「子宮に沈める」。実際に起きた「大阪2児餓死事件」を基に作られたとされるこの作品からこの映画が伝えたい事は何だったのか?映画に存在する様々な伏線から、映画に秘められたメッセージを紐解き、誰にでも存在する虐待の危険性から、私たちが出来る事を考えていきます。 -
和歌山カレー事件の真犯人は誰なのか?林真須美は冤罪?それとも冤罪ではない?事件の疑惑の捜査を解く
和歌山市内の地元の夏祭りで、お祭り参加者に配ったカレーにヒ素が混入していたことで4人が死亡し、67人もの人がヒ素中毒になるという凄惨な無差別殺傷事件が起こりました。そこには警察による杜撰な捜査、疑わしい状況証拠の数々。林真須美を一方的に犯人と決めつけ、毒婦のイメージを植え付けるメディアの操作報道の数々がありました。 -
部活顧問の暴言、暴力、理不尽を許さない!スポーツ指導の実態を知り、子供達の未来を守る!
不適切な指導における部活動での死亡事故も、叱る依存が蔓延しているために、こうした顧問を裁くことによって、「叱る」が出来なくなる、学校や行政も、指導死は「仕方ない」として甘い判断を下すのでしょう。「叱ることへの依存性」によって暴力でしか指導できない指導員がいかに無能であるかを国全体が認識できないのだと私は考えています。 -
母親の目の前で子供を崖から突き落とし母親を陵辱。おせんころがし殺人事件と犯人の栗田源蔵の生い立ちと闇
おせんころがし殺人事件という殺人事件が1951年に勝浦市と鴨川市(旧小湊町)をまたぐ断崖で起こりました。母親の目の前で3人の子供を母親の目の前で断崖から突き落とし、母親を強姦し、殺害。犯人はこの他にも窃盗、殺人、強姦、屍姦を繰り返し、日本市場最悪とも言われる凶悪犯罪を犯しました。 -
母という呪縛 娘という牢獄。実話の殺人事件から、母親の教育虐待に至った理由と生い立ちを考察する
「信じられない毒親。死んで当然!」きっとそんな声や書き込みをする人もいることでしょう。確かに母親のした教育虐待は、ずっと娘の心と人生を傷つけた深刻な行為であり、それを許せることではありません。この事件の最大の被害者は娘でした。しかし母親もまた依存という病に取り憑かれた1人の被害者なのです。 -
母親を殺害し遺体を切断。滋賀医科大学生母親殺害事件。娘の苦しみと母親の狂気。親として今考えるべき事
実の母親を手に掛けた恐怖や後悔よりも、「モンスターを倒した。これで一安心だ。」という安堵と昂揚にも似たツイートが、自分が疑われる証拠にもなる可能性もあるとすら考えられないほどの安心感を彼女に与えたものは一体何だったのだろうか?
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