
交通マナーの悪い2つの国
今回は私が行った海外の国の中でも特に危険だった交通事情のタイとカンボジアについて挙げていきたいと思います。タイと言えば日本でも人気の国で、日本とタイ双方で行きたい国ランキング1位に入っています。そしてカンボジアもアンコールワットなどの世界遺産が人気の観光地でもあります。
親日国、観光大国として日本からは人気の場所ですが、交通事情が悪いということを忘れがちで事故に遭う観光客も後を絶ちません。そこで私が実際に出くわした危険な運転などを紹介してみたいと思います。
タイの危険運転とタクシーでぼったくられない方法

まずタイと言えば世界一渋滞が酷いことで有名ですね。ですが、渋滞に限らず交通事故の死亡率、交通事故率は共に世界でも上位に入る国でもあります。最近だと日本で人気のYouTuberのさっとんさんがタイでの交通事故で死亡したことが記憶に新しいと思います。このように過去に日本人が巻き込まれる交通事故があるほど、交通治安が悪いのです。
私も一人旅でタクシーに乗った経験が何度もあります。確か私がタクシー運転手にカオサン通りに行ってくれと頼んで、30分程の道のりだったのですが、何とタクシー運転手は居眠り運転を始めたのです。
お昼ご飯食べた後だったのか、気持ち良いのは分かりますが(?)客を乗せながら寝るんじゃないよとハラハラしました。赤信号で停車するたびに眠りについていちいち起こすという最悪のタクシー旅となりました。
ぼったくりタクシーを防ぐ方法
余談ですが、タイはぼったくりタクシーが多いです。私はまだ海外一人旅行初心者の時に、ぼったくりトゥクトゥクに3000バーツも渡してしまいました。さらには目的地であるワット・ポーかと思いきや、全然違う寺に降ろされたというのが後に発覚しました。
当時の私はよく分からなく渡してしまいましたが、今考えるとかなりのぼったくりというか、インチキです。そうならないためにはまず、タクシーなら事前にメーターを使用するか尋ねる。交渉制なら断る、そしてホテルなどで出待ちのタクシーは使わず、流れのタクシーを捕まえる。
これを守るようにしましょう。特に前者のメーターを確認する作業は重要です。
カンボジアのバス旅は行かない方が良い!?交通治安は最悪

続いてヤバい交通事情なのが、お隣カンボジアです。カンボジアは旅のYoutubeなどでも度々出てくるのですが、逆走、スピード超過、追い越しなどは日常茶飯事です。
私は観光ツアーで首都プノンペンを観光後、バスで6時間掛けてアンコールワットのあるシェムリアップに行くプランがありました。ですが、その6時間のバスがマジで最悪でした。普通は運転マナーの悪い国でも、観光バスくらいは安全運転だと思うじゃないですか。ところがバスはガンガン前の車を追い越していくのですが、対向車線に出る先に普通に対向車が来ていました。結局バスが車線に戻れず対向車線の車が避けるなんてことが頻繁にありました。
そんな危険運転に6時間乗っていて体調を崩しました。当然他にも日本人が乗っていましたが、みな気が気でありません。アンコールワットに行くときはお願いだからケチってプノンペンからバスでなどと言わず、プノンペン空港からシェムリアップ空港に乗り換えてください。
あとタイもそうなんですが、カンボジアのような車社会の国で横断歩道などを渡るときには、なるべくささっと渡らないようにしたほうが良いです。猫も急にササッと飛び出すから轢かれるように、人間も交通事情の悪い国でササッと渡ろうとすると轢かれる可能性があります。
慌てずゆっくり動けば轢かれる可能性は低くなるそうです。いずれにしてもこの2カ国での交通事情は十分注意した方が良いでしょう。
国内で運転マナーが悪い、止まってくれない栃木県
海外の交通事情について話しましたが、日本においては都道府県によっても交通事情が割と異なるというのは有名ですね。私が住んでいる栃木県も割と交通マナーが悪いことで有名です。特に横断歩道に歩行者がいる場合の一時停止率がダントツのワースト1位だったことが有名でした。
栃木県は一時停止率が0.9%前後で、全国で唯一1%を切る最悪の数字でした(全国平均8.6%)。私も学生の頃は横断歩道で車が止まってくれないことは普通だと思っていましたし、運転する側になっても一時停止しないことが当たり前だと思ってました。
しかし、そんな状況に危機感を覚えた栃木県警察がマナーアップ向上のため、このような動画を作成しました。
この動画が割と話題となり、栃木県の一時停止率がどんどん上昇してきました。かつてはワースト1位だった栃木県の一時停止率は74.8%まで上昇し、全国ベスト3位という結果になりました。その後は前後退をしながらも、全国でも上位の一時停止率を誇るようになりました。
私もこの動画や一時停止率が話題になってから一時停止を積極的に行うようになりました。県民性というよりかは、本当に知らなかった可能性がありますね。このように啓発やキャンペーンによる認知を促すことによって、改善する可能性があるという良い例です。
まとめ
交通事情やマナーは国や地域によって異なりますが、1つ言えるのは知識を得て自分の身は自分で守る意識を徹底することです。日本国内は差があれど大きな危険を伴う体験は少ないでしょう。しかし海外はこうした危険運転やぼったくりの危険があることを常に頭に置いて旅をしないと痛い目に遭うこともあります。
歩行者だから、青だからなどと安心せずに警戒感を持って移動や計画を立てて旅を楽しみましょう。
最後までお読みくださりありがとうございました。









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